相棒の日

相棒、耐久8時間。

とんでもなく早く目が覚めた午前4時。転がったままでできるから、と古い録画データを整理してみたら、「相棒」がたまっていた。見たことあるかないかは、見てみないとわからない。で、見始めたらとまらない。と、気が付いたら8時間過ぎていたので、いったん休憩。

亀山さん、甲斐さん、冠城さん(この8時間に神戸さんは出てこなかった)。なんせこのデータ、再放送も含んでいて、録画順に見ていくと冠城さんの次に亀山さんが出てきちゃったりするのだ。とはいえ、シリーズパズルとなっても全く問題なく楽しめるのが、相棒。冠城さんを従える右京さんは円熟の色気もち。とんでもなく肌つやのよい若い右京さんと亀山さんが並ぶと、ああ、このころはまだあそこに住んでたな、なんて自分史を掘り起こしちゃう。初期の頃の相棒に、当時の私は本当にずっぽりはまっていた。録画なんて許せないくらいははまっていた。亀山さんが辞めるときなんて、相棒をリアルタイムで見たくて、家でスタンバってた。うん、あの頃は若かったし、頑張りがきいた、はまり込むことができるくらいに。

最近はリアルタイムでドラマを、なんてことはしていなかった。次の話を1週間待つだけの忍耐力も長いシリーズを見通すだけの体力も、持ち合わせていない。しっかり準備して映画を見るか、ニュースやEテレか。あんまり騒がしくない雑学系バラエティか。テレビ範囲を結構自分で狭めていたけど、相棒みたいな1話完結型シリーズだと、十分楽しめる。あれかな、じいちゃんたちがみてた銭形平次みたいなもんかな。

シリーズ・時代、ばらばらに見ていると、脚本を書く人によってほんの少し右京さんの軸がぶれることがある。あれ、、とはなるけれど。右京さんも、にんげんだもの。そりゃ経験とか年齢とかで変わっていくところもあるよね、と妙に納得できる。右京さん、このころ若かったから、とか。右京さん、まるくなったんだね、とか。リアルタイムでは一貫して年上の人だけれども、昔の右京さんより、今の私のほうがお年上。ちょい上から目線でも、許してほしい。

少し堅苦しくて、まったく融通が利かなくて。組織には全くなじまない、なじむ気もない。けれども、警察に所属していないと息ができなくなりそうな右京さん。

お昼休みを挟んだら。さらに「相棒」。まだまだ「相棒」。ねるまで「相棒」。

今日は耐久「相棒」の日。