たどりついたのは、マンモス…?

さてとの、古代メキシコ。

とりあえず、さむかった…。古代メキシコを歩くには、じっくりじっくりしすぎていたのかもしれない。おそらくは今回の目玉であろう、赤の女王にたどり着くころには、自分で自分を抱きしめながら、早足になっていた。ここ数日で30℃を涼しく感じる身体にメタモルフォーゼしてたからかも。

冷凍ミイラになるかもしれん、、とすると、赤の女王というよりは、マンモスミイラ。そうか、それが狙いか、、と、けんかを買いに出かけるくらいには、さむかった。

※けんかを買うよりも、上着を買うことをお勧めします。

凍えた頭が沸く前に。

つれてかえりたい子ナンバーワンが、「球技をする人の土偶」。てっきりお相撲さんだと思いましたがな…って、大阪の人と語り合いたくなる造形。ころんころんの体型とまわしとちょんまげのイケメンさんです。他にも、モデル立ちの土偶やキャラ立ち半端ないマスクや壺、香炉などなど。

あらあらあらあら、、、と、園児さんのお遊戯を見守るおばあちゃんくらいの気持ちでほこほこできます(寒いけど)。丸っこいお絵描きにしか見えない文字の刻まれた石板も、ほこほこできます(寒いけど)。

ただ。

どうも、生贄ありあり文化らしく。ほこほこのかげから、ひんやりとした何かが見え隠れしそうで、コワイ。ほとんどが撮影OKなのに、スマホにおさめるのが、コワイ。いらんもんまでおさめちゃいそうで、コワイ。

お盆も間近。メキシコはどうかしらんけど、日本では地獄の釜の蓋が開いちゃうのだ。怖くなっても仕方がない。

なんて、身体の中身も涼しくなれる、そんな古代メキシコ。予習なしでも、がっつりどっぷり。ひたひたり。

つまるところ、ひとは。

どこにいてもどんな時代も、やっぱり、ひと、で。

ずっとずっーーとむかしから。もっともっと、とあがいてて。もっともっとと生きるため、死んじゃったり殺しちゃったり、してしまう。

こんだけ時間かけてあがいてても、変えられないものもあるんだから。

ま、いいんではなかろうか。今が、いま、でも。

とにもかくにも。

また来る。上着持ってくる。

ガチャってでてきた、ばんざいの人