にいがた にいがた にいがた

「もっと、もっと、もおっと。新潟。」キャンペーン。

…というわけでもないけれども、、

かの地には、田中〇栄という政治家さんの力により、国道も農道も十分に整備されていました。正直、この政治家さん。新潟で実際に家々を見るまでは。政治屋さんではないの、、と思ってました。

でもね。

雪が全くなくっても、雪の深さを感じられるまちづくりをみると。強権発動だったかもしれないけれども、必要だった、ぜったいに。自らの地元に必要なものを、ちょこっとだけ贅沢に整備した、政治家さんです。たぶん。

政治屋さんはお金のためが第一義になりがちですが、政治家さんが第一義に置くのは地元と国の未来デザインではないかと。

日本という国に米どころ新潟はとても重要な存在で。整備されすぎているくらいに見える道路も、そこで暮らす人にとって一番厳しい季節の生活には、欠かせないのではないか、と思ったわけです。

すごい政治家さんだったのではないか、田中〇栄さん、と。

広々とした一直線の農道を走りすぎながら、一流の政治家が描いた未来図の中にいるような気がしたのです。

が、もちろんこれは、浅学の、一見さんの、一瞬の、感想です。

さて。

直線が続く農道の両脇は穂が顔をのぞかせたみどりの水田。風が遊ぶ様は、まさしく穂波。稲の海でヨットを楽しんでいるような、なんなら泳いでいるかのような心持にさせてくれます。車で走り抜けるだけでもアクティビティ。

ベタな言い方をすれば。

人の営みと自然の営みが、ぶつかりあいながらも調和した、あらゆる意味での争いのない世界。私にとっての、新潟です。