手の中には、メロンパン

ほろっと聞いた一節がよみがえる。

月は。夏には低く、冬には高く、なるという。

冬の月は、さまざまに謳われるけれど。

夏の月は、存在感がわりとうすい。

そも。夏の夜は、千客万来。主役で居続けるには、役者が多い。。

手は届かないけれど。少し近くに居る、夏の月。

月がきれいですね」が、想いを伝える言葉のひとつになるのだから。

夏はたしかに恋の季節

そして、ひとときの、恋のお相手。