今年初のとうもろこし。
いただいたまんまでざぶざぶ洗ってふかします。時間は適当。待ちきれなくなったら食べごろということで。
皮をむいたら、むっちむちの実がびっしり。の上にもびっしり(下のほう)。この形は人生で初もの!どこから食べようか、しばし悩みました。とうもろこしいらしい形にするために?ボーナスステージから行くかな?
ほわほわと湯気をたててますけど、やけどの心配はなし。皮をむくときに指がOKだしてるから、かぶりつくのもこわくないぞっと。
歯をたてると、びゅーっと果汁がとぶ。
甘い。あまい。あまーい。
穀物の甘みをぎゅうううーと絞り込んだあまさに舌がうごめく。ぎゅしぎゅしとかぶりつく歯も楽しい。つやもちの肌に触れるくちびるはうれしい。飛び散る果汁を受け止める口の中の粘膜まで、もうお祭り状態。
とうもろこし、とうもろこし、とうもろこし
手にもって口にあてて。あごもずーっと動いているのに、目は次のえものにくぎづけ。
3本目で頭が「やめておけ」と。4本目でおなかが「いや、くるしいんですけど。」と。5本目は手が「まだいくの。」と。
トランス状態(言い過ぎ?でもない気がする)で、気が付いたら皮がついたとうもろこしの芯が多数。正気に戻ったすきに、残ったとうもろこしをお皿ごと避難させる。見えないところへ。できれば遠くへ。手が届かないところへ。
こんなに一度にとうもろこしを食べるのは、人生初。
この日のために生きててよかった。なんて、とうもろこしって偉大。