もったいないは、なにもない(どやっ)

我が家のマジックボックス、冷凍庫。まさかの平成が、発掘。

もうすこし、ていねいに暮らしていけると信じていたころの、ブルーベリー。

朝ごはんにヨーグルトとフルーツ、、のうたかたの夢が、脳内から掘り起こされる。

朝ごはん、、食べるくらいなら寝るわ、、となるまでの超短期間黒歴史

証拠隠滅。

冷凍庫には時間を止める機能も付いている(かもしれない)ので、期限切れは問題なし(かもしれない)。ブルーベリーの袋から取り出した氷のかたまりを水につける。ブルーベリーっぽくなったら、水を切って鍋に入れる。200gのブルーベリーらしいので、100gほどに違いない砂糖と冷蔵庫から掘り起こしたレモン汁をおそらくは大さじ2杯と鍋に入れて、弱火。周りをさっと片づけたら中火にして、ふつふつと沸く泡をそこはかとなくスプーンですくう。木べらでぐるぐるかき混ぜながら火を通し、飽きたら完成。たぶんおそらく、ブルーベリージャム。

なんとかなるもんだ、平成。捨てずに済んだ、はず。。。

こうなると。鍋と木べらに残るジャムが、もったいない、気になって。水をすこし鍋にいれて弱火にかける。木べらでジャムを水に溶かすようにこそげていく。さっきすくって小皿にとってあった泡、も。もったいない気持ちになって、鍋の水で流しながらきれいにこそげて入れてみる。鍋も木べらも小皿もとてもきれいになった(どやっ)。

だれかがくれた脚付きグラスにちょっと冷めた[もったいない]をいれて。鍋たちを洗って片付けたら、冷蔵庫へ。

なんとなくで、ぱたぱたと進む。手がとまることなく、ちょうどよく。すべてがおわる。味も安全性も未確認、だけれども。きっと、ぜったい、まちがいなく。

おいしくできてる、よいレシピ。