あおもり その1

突然の旅のお話、その1。

思い立ったら糸の切れた凧、思い立つまでは渋谷のハチ公ばりに動かない。となると、ひとりたびメインのタコですが、今回は一人ではなく。

宿はある、とりあえず東京までは自力で。

え、、、そういえば、夏休みの話、したな。。行くか。。でのミステリーツアー。ネット環境ないくらいのどこに、、とちょっと怖くなりつつ、東京へ。

はやぶさに引きずり込まれ、ずんだアイスをあてがわれ、起こされたのは、新青森。駅の遮光器土偶ねぷたを見ながら、旅の概要説明。

コンセプトは白神山地+縄文。。体力勝負になりそうなので、夜はしっかり寝てね、の旅らしい。だから、パソコンなしか、、どんな秘境かと思ったわ。

まずは小牧野遺跡なるところへ。だいじょうぶか、おい。な道を登っていく。車って便利。運転手がいる旅って、なんてセレブ。

山の途中で、手入れのされた公園のような場所に。ぽつん、と。コロンとした建物が佇むところ。だれもいないけれども、さみしさのかけらも落ちてない。車を降りるまでは、お弁当持ってピクニックしたいね、、などとふわふわしていたけれども。

あおもりぃいいいいい、と。うなるくらい暑い、うえに日差しが痛い。縄文の頃は、この暑さ、どうやってしのいでいたんだ、、ってそのころこれほどではないのか、あおもりいいいいいい。

駐車場から遺跡観察施設どんぐりの家までのほんの数分、で。頭が沸く暑さ。遺跡案内しますよ~と声をかけてくれた人に、また外に出るんかい。。とうんざりしかかったのは、許してほしい。

案内人さんについて遺跡をまわる。ちょこっとしたなまりが風景に旅の色をそえる。縄文の食を垣間見ることができる木々が、柔らかな緑で太陽の暴力をそっと遮り、山の中腹にあるこの場所の風は心地よい。つながって、繋がって、在るのが、いま。

よいところ、でした。

新幹線のずんだアイス。
豆の柔らかい甘さ、たまにもち米。1週間で3回食べた。

 

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