ちょうど電車が来ていて、一番後ろに飛び乗る。東京のながーーい電車の一番後ろ。そんなに混んではいなかった。降りるときにちょうどいいところに移動したいところではあるけれども、相棒はどでかいキャリーケース。急ぐ旅でもあるまいし、、、とそのまんま一番後ろにもたれかかって、なっがい電車に揺られる。
車両の間の扉はすべて開いている。そして、電車は進んでいく。
まるで鏡の国。合わせ鏡の中で揺られている。少しのカーブで、世界が変わる。
思わず後ろを確認して。ふつうに、運転席よね、でほっとする。異世界にとばされてなくってよかったよ。。。
なんて、身近な鏡の国。たまに紛れ込むのも、ありよりの、アリ。