雨の日に起きていること

どんどんどん♪

曇天続きの6月。雨もしっかり降ってきて、太陽は気配を消している。こんな日が続くと、畳もしくはソファーの上で、ごろごろと過ごしたい。

どんどんどん♪ 

激安のメロディーに乗せてみても、やっぱり、身体はごろごろを求めてる。

頭も身体も、なんとなく重い。食べる量>運動量のせいだけではない。

おもい。

ごろごろを求める憂鬱な気持ちは、“メランコリー”って呼ぶと、ちょっとした小説の登場人物になれそうだけれど、今はたぶん“気象病”って呼ぶんだよね。。。

”病”だといわれると。現代人って自然から離れて弱くなっちゃったのね、、と。憂鬱の上乗せか、それとも、ごろごろの言い訳か。

どんどんどんどん

心も身体もごろごろに傾いていくけれども、社会はそれを許さない、と思う、今は。

しかたない。

雨の音にショパンを感じる日本人の真価を発揮して、妄想に逃げる。脳内で完結できる現実逃避。

梅雨空を覆ったのっぺりと重苦しい灰色の厚紙を、少しちぎり取ったら。ぽたんぽたんとあおぞらが滴って、サイダーのビー玉になるんだよ?

周りが白くなるほど降る雨なら。お日さまの光でまきとって、綿あめにできるんだって?

むしっとまとわりつく湿気は、あじさいのためのこんぺいとうだったんだ?

・・・。

園児さんのほうが、もっと楽しい話をしてくれるんでない?…日本人歴は、私のほうが断然長いがな、、、

かわらず雨は降ったりやんだり。ためいき一つで空を見上げる。

そこでは、雲が詩を編んでいた。

雲の詩の一節(翻訳機能がほしい)