言い訳の弊害

ダイエット、、というのは、日本の女性の命題のようになっているとして。わたしはどうにも歳を重ねて、何が大切かを自分本位で選ぶようになった。つまり、周りからどう見えるか、とか、健康的に長生き、よりも。やりやたいようにやりたい、食べたいように食べたい。。つまり、自分勝手でわがままな、そう。自由な生き方、、ってヤツだ。

よっぽどのことがないかぎり、他人の外見の変化と付き合い方なんて変わらない。他人からの、きれいになったね、、よりも、なんか体調悪いの、、のほうが信じられる。健康的に長生きよりも、健康で短命のほうに、憧れる。歳と共に衰えていく何もかもといつまでも付き合いたいとは思わない。もちろん自由には責任が伴うので。その準備だけはしておきたい、とは思うけれども。

なんて、何が言いたいかとえば、つまり。白米は美味しい。

主食になるもの、ってのは、わりとダイエットの敵認定されがちで。それに流されたこともありました。。でもね、白米、美味しいのよ。炊き立てをちょいちょいと塩むすびにして、ほいっと食べると、やめられないとまらない。。気がついたら、なくなってるから、釜の中。

自分の中の何かを言い負かさないと、好きなものを好きなだけ、、すら叶わないのがチキンの証。。食べるだけ食べてから、言い訳を重ねていくわけですね、、うん、臆病者だよ、あんた。。

さはさりながらも、まったくもって違いの分かる女、ではないので。新米ですよ、と差し出されて、大変ありがたくいただきますが、だがしかし。炊きたてほかほか、やっぱりご飯はおいしいね、、でしかない。ところが今年、食べきれなかった塩むすびをお弁当にしてみて気が付いた。

うまい、新米。新米、うまい。

つやつやのおにぎりはすっかり冷めていたけれども、塩が程よくなじんでほのかな甘みでもっちもち。炊き立てご飯のほかほかむすびとならびたつ、てか、勝るとも劣らない、とはこのことかあああああ、、ってなおいしさ。炊き立てとはちょこっと違うベクトルで、まじでうまい、のだ。

新米だから炊き立てで食べないとばちがあたるし、、なんて言い訳してたら。冷めたおいしさを見逃してましたよ、、なんてこった。。冷めてもこんなにおいしいなんて。。今度から新米は倍量、炊くことにしよう。。って、総量を増やすより、適量でおさめろよ、、って声が。。。

言い訳、、はしばらくやめて。聞こえないことにしよう。

 

魚沼産こしいぶき  
ほんの少しの塩だけで無限白米。さらにさらに、冷めても極上。