推しのひと(皿)

今週のお題「上半期ベスト◯◯」

たちうおのなんちゃらら

ぽやぽやと生きていたらしい、2023年上半期。

ベストとかうたわれちゃうと、白く崩れ落ちるより他ない。。。

ーーーこともなかった。

ざわざわと喰い倒れの血が、血管を突き破ってきやがった…(妄想)

たちうおのなんちゃらら。

瀬戸内抱える尾道での、ひと皿。奥にひかえるガーリックトーストも、おなかいっぱいコールを無視させる実力派である。

思い起こせば、ぽやぽや通常営業の今年の上半期。つまり、いつもと変わらずに。

パン屋とみればどんな大荷物でも突っ込んでいき、ケーキをみるとその中から一個を選ぶ苦しみに泣いた。老舗のカツサンドのために2時間歩き(迷子ともいう)、シラスコで肉を吐くほど(物理)身体に詰め込んだ。つまるところの、携帯胃袋を夢想するくらいには、喰い散らかしている。

で、喰い倒れ属の一信仰として。

おいしいものは、美しい。

豪奢であってもシンプルであっても、確かにそれは、麗しい。

そして、必然的に、、お高い(価格)。

そこにくるまでの。努力、体力、発想力。技術、経験、時間。どれをとっても創りあげることができないものに、相応の対価を求められるのは、当然であり、必然。

ただ、ヒト科喰い倒れ属金なし種である我が身としては。

おいしい美しいに、もう一度食べに行きたくなる価格、がつかないと現実に出会うことはできない。もう一度の前に、無理をしたら、を入れてもいい。3回を2回に減らしても、もう一度会いに行きたい、となりそうなお値段。

求めているのは、華麗でセレブなスターや王族ではなく、会いに行けるアイドル。どんなに美しい麗しい憧れのひとでも、3次元で出会えないと、意味がないのだ。

神様のような、ベストな一皿。

ほら。

おいしいは、うつくしい。