それは、ラインから始まった。
しばらくぶりに人とご飯を食べた翌日の夜。
「ごめん、コロナが陽性だった、、、」
何ですと。。昨日は元気そうでしたが。。相手もびっくりなことみたいで、夜中から熱が出始めたとか。時節柄、発熱外来に行ってみたところ、陽性だったとのこと。何とかっていう緊急承認薬をもらったそうですが、39度の熱とのどの痛みがひどいとの詳報。
謝るようなことではないので、とりあえず、お大事にと。あと連絡ありがとう、と。
久々にマスクをがっちり装着し、スーパーへ突撃。ひとりでコロナを乗り切るほどの蓄えはうちにはありません。元気なうちに1週間分の準備、しとこう。
飲むゼリー、レトルトパックのおかゆ、スポーツドリンク、フリーズドライの丼物もかっとくかな、、、あと、もも缶。
重いぞ、、、と腕に食い込むエコバック。家に帰って熱を測っても、まったく平熱。
どれくらいで、わかるのかな、、明日、どうすっかな、、
今まで、PCR検査も抗原検査も何度か経験しているが、陽性になったことは一度もない。両隣、前の席の人が皆コロナで倒れた時でも、だ。1週間程度のおこもりの準備をし、1か月くらいかけて消費する。おかげでイメージトレーニングはばっちりなのだ。
未知との遭遇、なるか。。。
まったく不謹慎なことだけれども、台風の前の心もちのような。体温計を傍らに置いて、30分おきにピピピピいわせてるくらいには、うん、浮かれてる。
37.4℃
になったのは、日付が変わる寸前。そろそろ寝るか、というところ。
あたり、か。。。今度こその、あたり、なのか。。。
ちょっと気になりすぎて、寝れんじゃん、などと思いながら、すとん、と寝ていたらしい。明け方、のどの痛みで目が覚めて、とてつもない倦怠感に、
あたりやん。。。。
多分、これが、コロナ初日。