三つ子のタマシイ…かな

今週のお題「やったことがあるアルバイト」

地方の体育館で、夏休みに子ども向けの映画上映会で1日バイト。って、映画上映会、今もあるのかな、平成の時代にはあったんですけどね。

この映画上映会のチケットのもぎりって話があって。当時地方の町に住んでいて、そこからさらに電車で1時間くらい田舎に移動しなきゃだったけど、暇だし観光がてら行くかなとやってみたことがある。しつこいけど、チケットのもぎりって言葉、令和でも通じるのかな、、、なんかふるきよき時代感があるな。。

時間かかる上に電車の接続悪くて、朝ごはんを電車の中で食べて。かなり早く着いたけど駅の周りには何にもなくて、人の気配もうすくて。どこに体育館があるんだよ…って不安になったな、たしか。地図の通りに歩いて行ったら、山の上に唐突にきれいな体育館があって。人気(ひとけ)のないところに新しい公共施設、も、平成あるある。

と、忘れられないのが。

2人雇われているはずが、もう一人が時間になっても来ない。だもんだから、雇い主と二人だけで、スクリーンやら座席やらの会場セッティングをやることに。

はじめましての二人だったけれど、どうしようもなくて意気投合。雇い主は学校の長期休み期間、一人でフィルムと機材を抱え、いろんな町で映画上映会を開催して歩く、いわば映画の行商人。開場時間に間に合わせてみせる!!ってわけで。

とりあえず言われるがまま、走り回った。

30分以内に体育館全体ににパイプ椅子をあるだけ並べる、ひとりで。なんて経験、もうできない。体力的に。

バイト組もう一人は上映会開場寸前に来て、寝坊して電車に乗り遅れましたとかいってたな、確か。ま、彼が来た時には、なんとか開場できるところまではできてたはず。やったぜ、感だけは、いまだに覚えてるものだ、、うん。

フィルムのまわし方とかも教えてもらって、上映中はフィルムの横で映画を見て、さらにバイト料もかなり上乗せしてもらって(もう一人は減額されてたけど)。

アドレナリンがしごとしてます、わたわたばたばたどきどき、な緊急事態。今も、たぶんすき、だな。

2年に1回くらいで充分だけど。