敗れて飛びそうな求人チラシ

わたしにはどうも、医者に行って何とかなるのは歯医者だけだと思っている節がある。

「この程度」で医者に行く必要はなかろう、と自分に語り掛ける頭の片隅では、「この程度」ってどの程度、ってささやく自分もいる。

身体が動いてる、ってのは、「この程度」判定に入る、わたしの価値観。となると、ゾンビになっても医者に行く必要はない、いやゾンビはいく必要はないけれども。前回は流行り病で医者に行ったが、こんど医者に会うのは、ゾンビになる手前がいいな、とは思っている。約束があって先方に迷惑をかけるのであれば、医者に行って理由を作ることは、マナーと心得る、がしかし。そうでもなければ自然治癒を求めたい。それが、ふつうなのか、古臭いなのか、イマドキのか、も分からんけど。

なんでな、先日。

晩ご飯の後にお酒を少し多めに飲んで寝た。吐き気で目が覚めたのが、深夜3時。とりあえず、トイレに、、と起き上がって歩き出したところまでは覚えていて。

気が付いたら、シンクの下で寝ていた。

部屋の中ですから、寝床からトイレまで数歩。トイレのそばに台所。方向性はあっているけれども。なんだろな、、と考えるも、キモチワルイ。吐き気はまったくおさまっておらず、なんとかにトイレに移動した。で、朝。目が覚めたら、洗面台の下でした。トイレのすぐ隣にある洗面所。タオルにすがりついて寝ていたのは、そろそろと明け方は肌寒いからでしょう。

なんてことを思い出したのは、その日家を出てから。左肩が、痛い。荷物をもってスタスタスタと歩くと、どうにも肩・二の腕が痛い。お年頃だから、〇十肩。にしても。。で。あのとき、ぶつけてたのかも。。

そうおもいだすと、首もむち打ちみたいに痛いし、頭もちょっとこぶが。。ってのを歩きながら確認。うーん、家に帰るか医者に行くべきなのでは、とも思うけれども、この後約束があるから今スタスタスタと歩いているわけで、さらに歩きながら確認しているわけで。1か月前からのお約束、この程度でごめんなさい、は。私への、メンタル面への、負荷が重い。うん、よし。行くんだそのまま進め。。

そうしてからの、現在。左手はまあ動くけれども、モノを持つのはちとつらい。アオタン多数、肩は赤黒い。吐き気等はなし。たぶん、整形外科。レントゲン案件。とはいえ、たとえば骨に異常があったとして、保定だね、ずれているわけではなさそうだし。つまり専門技術はいらなくないか、、で現在シロウト保定中。

まあね、他人に話せば、医者に行け、、って言われると思うけれども。それも多分のやさしさとおせっかいを込めて。しかしながらAI学習機能は、いっている。今までどれだけお医者さまに、とりあえず様子を見ましょう、と切って捨てられてきたか、と。そのうえ取扱説明書には書いてある。あなたはメンタル弱々なせいで、病名がついたら、完全に病気になるよね、と。へたすると一番重篤なところだけを拾って死に至る病って気になるよね、と。取扱説明書のタイトルには、メンドクサイオンナ、と書かれてるに違いない。

医者に行かない、と決断した経緯と言い訳。1,200字くらい重ねてみた。だれにしてんだろうな、この言い訳。もう黄ばんではがれそうになってる、自分求人のチラシが目に浮かぶ。

ちょっとぶつけてさ、、と周りに言い出せるだけの素直さ、募集中。