かわいいはたくさん

若い子は、かわいい。

っていうと、ちょっとアブナイ人ですかね、この人、、って引かれてしまいそうですが。それはぜひとも否定したいところ。

なんていうか、たとえば。めいっぱいおしゃれしている子がいて、それがちょこっとご本人の持つ特性と方向性が違っていたとして。好きなことと似合うものの齟齬に悩んでいるかもしれないし、(気が付いて)いないかもしれない、そんなところも。さらさらに、たとえば。切れ味抜群な冬の空気から身を守るべく、ダウンでもこもこしている人たちの中で、生足素足でミニにスニーカーのお姉さんがいたとして。当然のこととして肌色のはずのおみ足がまだら青になっていたりするかもしれないし、膝小僧におっきくかさぶたがあるかもしれない、そんなところも。はたまた、たとえば。びっくりするほどに白い肌と、二度見するほどのぷりぷりのリップと、真ん中で分けて重めの髪として。ひげが一部そり残されちゃってたりするかもしれないし、後ろ髪は寝ぐせでちょっとたのしいことになっているかもしれない、そんなところも。

いとおしくて、せつないほどにかわいらしい。

一生懸命の方向性、、ってちょっと残念に思ったこともありました、けれども。今となっては、それは重ねた年齢のひがみだったかもしれん、、と認めよう。いや、私には、二度と手に入らないものを全部あたりまえにもってるんだから、ね。。

でも、私もたぶん。これだけの年輪がなきゃあ、もてなかったもの、あるから。だから、素直に心から。

うらやましいし、いとおしいし、かわいらしい。

みんな、ほんとうに、きれいでかわいい。。って思いながら、観てるだけだから。アブナイ人では、ありません。。よね。。。