さよなら人類

今週のお題「卒業したいもの」

 

どっからか「さよなら人類」のフレーズが飛び込んできて、ぐるぐると木星についちゃってピテカントロプス近づいてるわけです。そんでもって、サルにはなりたくない、、と行進しているわけで。

たまさんの「さよなら人類」は、そんな力のあるメロディと歌詞。憑りつかれると、もう虜。とはいえ、かなり前にカラオケで盛り上がったことがある程度の記憶。覚えているのはキャッチ-なところだけ。ふんふんとごまかすのもきもちわるくなってきたので、調べてみると。

深い。。。

正直なところ、何を言ってるかわからない、、、けれども、わかる。。でもわかってない。。。ってな、歌。じわりじわりと脳に喰いこんで寄生されそうで、うすらとさむい。。そうか、最後にはやっぱり、さるになるか。。

さる、ではなくても。人類であること、というか人間であること、に対するこだわりがどんどんと薄れている。まあ歳を重ねて重ねてはや幾年、そういうこともあろうかとおもったり、いやまだ早いやろ、、と思ったり。せめて還暦とかなんとかクリアしてからでもよくないか、と思ったり。。まあ、そんなことを考え始めるほどには、人間であることにもヒトであることにも、疲れがたまっている。ので。

そろそろそろと卒業したい、人間。

子どもの頃、テレビの中で。はやく人間になりたいって叫んでいたベム・ベラ・ベロ。彼らほどの切実さに近いものを感じつつ、はやく人間をやめたいわたしがここにいる。

とはいえ。やめたところで、何かあるってこともなく。すでに、とっくに。人間なの、それで自分は人間です、と主張するんかいあんた、、アレクサのほうがだいぶんましだよ。。なんて毎日を送っているわけだもんで。

人間なんてもう卒業してくれるぅう、、って、毎朝寝床でのたうつ未来が待ってるんだよ、、って子どもの私に教えてあげたい。私が子どもにもどったとして、そんなこと未来の自分から告げられたら、なんか軽く絶望しそうだけれども、な。

せっまい家の玄関までで、ついたーーって叫んでるような生活。せめて、せめても、抜け出したい。けれども、予感としては。わたしが人間から卒業する日、のほうが先、やな。。