春のあけぼの

枕草子、ならぬ枕と心中。。してもいい、、と思えるくらいに、眠い。

なんでこんなに眠いのでしょうか、、春というのは、どうにもいけない。疲れていても風呂に入り。そのまんま寝床に転がり枕をさがしあてて。横向きに身体を投げ出すと。

疲れが潤びて、指の先から布団に吸い込まれていく。

この瞬間のために、外に出るといっても過言ではない、、とはいえ。朝。布団から枕から離れるのは、身を切られるように、つらい。物理かも、しれない。ひょっとしたら、頭が枕にくっついちゃって、身体は布団に張り付いちゃって。我が身となっているに違いない。。。枕から離れよう、布団から這い出ようともがく。あと5分の呪いは、いつも有効。あと3分、あと1分の呪いなんてのもある。世の中は呪いであふれているのだ。

呪いが完全に溶けてるのは、昼間だけ。なんて文脈になると、自分はどっかの姫だったのかもしれん。。姫ったって、誰もが助け出されるわけでもないだろうし、誰もが自力で現状打破できるわけでもないだろう、、つまり、そっち側の姫。

なんてことを考えていた昼間(昼でも頭ん中には呪いが残ってんのかもしれない)、ふと、いやほんとにふと。春はあけぼの、だったよな。。なんて枕草子が降ってきた。

春はあけぼの、夏はよる、秋はゆうぐれ、冬はつとめて

夏、秋、冬までは体感したことがあるけれども。春のあけぼの、、って、そんな時間帯に人間だったことがあったかなあ。。。少なくても、記憶には引っかからない。。清少納言、すごいぃぃぃ。。

私よりすごいひとを見つけるのは、得意。むしろそれ以外って、人類で(ある意味が)あるのだろうか、いやない(かもしれない)。

春のあけぼの。人類であり続けるためにも、いつかあなたと出逢いたい。。