夏の終わりの、予感。

暑い、あつい、熱い、あつい、アツイ、あつい、、、

呻きで埋め尽くされそうな毎日も、そろそろにおしまいをはじめている、、はずで。

つぎを待ちわびる、のではなくて、気配を探し始めると。たぶん、季節の変わり目、という場所にいる。体調を崩しやすい、らしいので、ほんの少し生活にていねいになる。身体の気配に、気を配る。

とはいえ、まだまだまだまだ、暑い。生活のそこここに居座っている、暑い。オツカレサマでした、とニッコリ笑顔でたたき出したくなる。

とはいえ、朝はだいぶん、楽になった。エアコンのタイマーが切れたことに気が付かない、で目が覚める。そしてそのまま、二度寝もできる。

あつい、からほんの少し解放された(かもしれない)、いま。

雲はぞわざわ変幻自在。気がつくと空を探して、見つけて、見惚れる。記憶のスイッチに作用する。そんな雲と出会えるのが、いま。

いつか見た、いまと同じカタチの雲の背景には、いつかの自分が映される。いつかの自分と、いつかの誰か。

ほとんど、たいてい、すべからく。いつかの自分、なんて見たくはない。。。の、だけれども。

きゅうぅう、と。ほわん。。と。うごく何かで流れ出す。

BGMは、「少年時代」。陽水さんの気怠く透明で紫色の声は、いつかの自分、の色を変え。ほんの少しの、なつかしさ、とかの色を添える。

暴力でしかない暑さに占領されていた脳内に、ほんの少しのスキマができて。

暑い、のつづきを予感する。

雲はたいていラピュタを孕む、ジブリおそるべし。。