そして、いまもまだ、地に足はついていない、、、と思うような。

ゆる学徒カフェ、ご存じですか。。

ひとりで、ひっそりと、憧れの場所に、足を踏み入れる。。池袋駅西口をグーグル先生に教えを乞いながら、探し回る。駅から5分くらいのはずなのに、15分は歩いたけどね、、おんなじ場所も何度か。いっそ森の中で迷ってる人だよ、、と、嗤えてきても、あきらめられずに。

看板見つけて、ほう、、って息をついて。おそるおそると2階へあがり。中をうかがうことなんてできません、きっぱり。。ってな鉄の扉を開ける前にも、息を吐く。精神的に全力後退りしながら扉に手をかけて、また息を吐き。扉をあけて、そのまま、もう帰る。。。って泣いちゃおうかな、、ってところで、こっちを向いた店長さんと目が合って固まる。なんか、この歳にしてこんなことになるとは思わなかった、し。なんなら、右手と右足同時に出るかも、、てな緊張は、どんな面接の時もなかったぞぉ、、、と。頭の中は大騒ぎである。ポットキャストで。ずーっと聞いてるラジオの中に、はいっていくわけで。どうすんのぉぉ、、、てな緊張感と高揚感の中にいるわけで。

とりあえず、とっちらかったまんまではあっても。若い人たちのテリトリーに入り込むわけだから、できるだけ、なるべくならば、なんてこともないように見られたい、のであって。案内された席にできる限り、ふつう、を意識して座り。ふつう、にオーダーを、して。目立たないことを心がけつつ、店の中をうかがって。

自分の中にかすかに残る高校生が、飛び跳ねながら叫んでいるのを気取られないように、店内の会話に聞き耳をたて。ここは、ゆる学徒ハウス、であることを実感し。そしてやっぱり。うん、場違い。。。いや、その存在を知った時から、気が付いていたけれども。どうにもこうにも年齢的に壁があるぞと。それでも、離れがたくコーヒーをできるだけゆっくり、小道具の文庫のページを繰りながら、空気に浸る。

帰るときに、店長さんに声をかけていただいて。また来ます、の声に高校生が顔をのぞかせてしまったのは、もう仕方がない。。店長さんとその他の方々が、ずさぁって引いてしまったとしても、いいのだ。。もう、ね、それ以上に。ここの空気でたぶん私、10年単位で若くなったから。ハリとかツヤとか、吸い取ったから、、って。

なんか、魔女、かぁぁい、あ、ビ魔女ぉぉ。なんて、もうすでに、これは、錯乱と呼んでもいいんじゃないか、、ってなテンションで、辛抱たまらず歩いて帰る。4㎞ほど1時間以上かけて、寝床に帰り着き。そのまんま、パソコンにあたりつくして。

と、こんなことになっていた。。。