我に返るの、チョコレート

今週のお題「元気を出す方法」

元気を、出す。。。

って、出てくんのか、元気。元気って出てくるもんなのか。。なんて、なけなしの経験を振り絞ってみると、、、なんかウン十年前くらいに、なんか湧いて出てきたことがあるような、元気。いや、やっぱり。。なんてことを考え出すと。そも、元気とはなんだ、、とか、哲学的な問いに落ち込んでいく。

ストレスをためたときとか、そこまででなくても疲れてると感じるとき。おそろしく忙しくて、座るひまなくご飯を口に運ぶとき。元気を求めている、ということもないけれども、なんとなく落ち着かないとき。そういうときに求めるのは、チョコレート。トクベツなものでなくていい。お徳用の大袋の粒チョコで充分。袋に手を突っ込んで、ごそっととり。包装をほどくのではなく口でこそげとる。板チョコなら、アルミをはがしてそのままバキバキ。アルミも一緒に食べちゃうくらいに、がっついて、むさぼる。そうしてふと、我に返り。チョコごみをみて、やっちまったぜ、、って思うのだ、けれど。

「我に返る」と「元気が出る」を一緒にする気か、ってのは自分でもつっこみをいれたくなるのは置いといて、「我に返る」は結構大事。「我に返る」とそのあとに、ひと息ついて、正気に戻って、振り返るのだ。するとたいていは、ひとりテンパる落ち着けわたし、な状況も見えたちゃったりするもんで。チョコごみを片付けて、さてこれからどうするか、考える時間をしばし得ることができる。たいていのことは、落ち着くと。なんとなくするすると(もしくはずるずると)、ちょうどよい程度に流れ始めて、流れに滞りがなく、さらに激流でもなければ。乗ってしまえば、どんぶらこ。ごきげんに海へと流れつくのだ。

ということは、やっぱり。元気を出すのかどうかは、わかんないけれども。私にいるのはチョコレート。たぶんきっと、富山の薬売りが知ってれば、置き薬に入れてたね、常備薬として。つまりつまり、降り積もる皮下脂肪は、もがいた証。つまんでもんで、かわいがってやろう。。。