優雅に過ごしてみた、、かった。。。

今週のお題「ほろ苦い思い出」

 

朝ごはんを優雅に食したい、、、という欲求が、実はある。立ったまま、歩きながら(せめてもの部屋の中ですが)食べるのではなく、座って。ご飯とお味噌汁とお魚と香の物、とか。パンとカフェオレにサラダとたまご、なんてのも。夜寝るときにはいつもそう思っているんだけれども、平日はもちろんお休みの日ですら、叶わない。お休みの日なんて、ほとんど夕ご飯に近い時間帯までごろごろしてる。。

というわけで、強制的に。イングリッシュブレックファストなるものを、予約。起きられないからキャンセルなんてできんやろ、、ってな感じの小さなお店。休日の朝9時。この時間に朝ごはんを食べたら、休日をゆったりのんびり過ごせるに違いない。。。

なんて目論見、いや、たいへん。お休みの朝って、なんであんなに目が開かないのか、、そしておふぅとんはなぜにあれほどの包容力で包み込むのか、、愛か。。愛なのか。。アイフル姐さんがつまっているに違いない。。いや、それでも。きちんと予約時間5分遅れにつきましたよ。よくやった、自分。

お初のお店。店主1人でまわしているカウンター9席は、同じく9時に予約のお客様で埋まる、、、って。1人なのに、いっぺんに9人捌くんかい、、、ってこの辺からもやっと不安が立ち上る。メニューボードには3種類。これから注文、9人一度に。まあ、時間がかかるだろうことは、確定、、そも、ひとり。文庫本完備だ。優雅な朝食だもの、、って、店主は二人連れ常連客?と話しながら手をひたすら動かしている、、動かしているが、注文を取ってもらうまでに20分。そして料理が出てくるまでに50分。目と口は常連客に固定され、ドリンク・料理を渡される。

料理はとてもていねいにつくられていて、まったくもって不満なく。ただ、店主と常連客の嬌声がときどきに、うるさい。狭い店内でカウンター肩突合せ、ひたすらにしゃべり倒す3人と、ひっそり連れの人と話すそれ以外と、文庫本片手にすごす私。。。せっかくの美味しいが、何処かにとんでいきそうな時間。優雅な朝食、、と立て直すには、かなりの労力で。それくらいは必要よね、、これは必要経費。。と自分に言い聞かせて予約したから、そこそこのお値段、、ディナー並み(かもしくはそれよりもちょっとお高め)のお値段は、空間にも払っていると思うのだけれども。

わがままになりすぎた私の、優雅な朝ごはん。とりあえず、第1弾はほろ苦く、終わった。。第2弾をぶち上げるかどうか、、、それは、また、気力との相談。。。