民俗学的ハムレット

もしも移動が必要で、時間的に可能であれば、鈍行列車に乗ることにしている。 いきなり民俗学的にいうなれば。 特急は、ハレ。鈍行は、ケ。 鈍行列車は、その地域の日常を切り取る。だからつまり。足あとをつけたこともない土地の日常の中をたゆたうことがで…

暴走のうるおい

平和に覆われているはずなんだけど、国の半分以上が生存の危機にさらされる。命に危険な暑さって、何。 不要不急の外出を避けて、建物の中で過ごしましょう。でも節電は頑張って、、って、何。 毎日毎朝、今日一日生き抜けることができるのか、、って不貞腐…

くろいべこ。

おみやげに悩んだことがあるかたにご提案。 ガチャです。がちゃがちゃ。 子どものあこがれ、ガチャ。ほんとの名前はなんていうんでしょうね、、がちゃがちゃってまわすから、ガチャって呼んでるけど。プチプチさんも、気泡緩衝シートとかいう、とっても立派…

たどりついたのは、マンモス…?

さてとの、古代メキシコ。 とりあえず、さむかった…。古代メキシコを歩くには、じっくりじっくりしすぎていたのかもしれない。おそらくは今回の目玉であろう、赤の女王にたどり着くころには、自分で自分を抱きしめながら、早足になっていた。ここ数日で30℃…

推しとのそう(ど)ぐう

すさまじい暑さが落ち着いて、30℃って涼しい。なんてどっかおかしい今日この頃。ひさびさに、自分都合のおでかけ。目指すは、東京国立博物館の特別展「古代メキシコ」。まったくもってかかわりのない、そのうえこれまで興味を持ったこともない世界だけれど…

推しのひと(皿)

今週のお題「上半期ベスト◯◯」 たちうおのなんちゃらら ぽやぽやと生きていたらしい、2023年上半期。 ベストとかうたわれちゃうと、白く崩れ落ちるより他ない。。。 ーーーこともなかった。 ざわざわと喰い倒れの血が、血管を突き破ってきやがった…(妄…

サービスエリアは、とってもワンダー

サービスエリアの表示にフォークとナイフのマークがあると、トイレに行きたくなる子どもだった。と、ウン十年経った今でも笑われることがある。 三つ子の魂百まで、、、 今は、子どもの頃より潔く、このマークがついていたら休憩、と決めている。お尻にかか…

おのみち、で。

わたしの尾道写真データには、海がない。 流されながら渡る船。向こう岸のレトロな工場と造船所。残しておきたい景色はたくさんあったのに、スマホを構えることはしなかった。 見つけてしまったのは、日本一の大鳥居。西へとのびる海の道。見ているだけでお…

ささのは、さ~らさら

雨の季節の終わりごろ、星に願いをささげるたなばたまつり。 近所の子たちと朝早くから集まって、畑の朝露をあつめて歩く。いったん家に帰って、朝ごはんを食べたらもう一度集まって。あつめた露で墨をすり、折り紙で作った短冊にお願いごとを書いていく。何…

昭和の看板

令和になって5年目。ゆるゆると過ぎる流れの中に、確かな匂いを残しているのが、昭和。 平成よりもひとつ前の時代、近くて遠くて、近い、ような、昭和。 括られるのは、現代。けれど、それは強烈に、歴史の匂い、を放つ。 明治以降。 どの時代にも、それぞれ…

旅はくるしい、胃袋が

日帰り小旅行。風景に惹かれたり、名所名跡を目指したり。何かしら目的があることが多い。 そして、目的地に向かうもしくは周辺での食べ歩き、さらには名物とか人気とか話題とかついたお店を春の蝶のようにひらひらとチェック。なんなら、疲れた足を休めると…